「マダカ」というのは、出世魚であるスズキ(シーバス)の中型サイズの呼び名です。 少なくとも、遠州(静岡県西部)、三河(愛知県東部)、尾張(愛知県西部)南部の各地方では、この呼び名で呼ばれることが多いようです。 関東ではフッコ、関西ではハネと呼ばれるサイズがだいたい該当します。
では具体的にどのサイズからが「マダカ」となるのか、これは非常に曖昧で、特に厳密に決まってないようです。 30cm以上からマダカと呼ぶ人も居るし、70cmを超えるサイズでもマダカと呼ぶ人も居ます。 Wikipediaでは『60cm未満はセイゴ』と書かれていますが・・・50cm台をセイゴと呼ぶ人は見たこと無いですね(笑)。 実際のところ、40cm以上または50cm以上をマダカと呼ぶ人が多いみたいです。
このサイトでは便宜的に、40cm未満をセイゴ、40cm以上〜70cm未満をマダカ、70cm以上をスズキとして話を進めたいと思います。 (本当は50cm以上からマダカとしたいのですが、そうたくさん釣れるものでもないので・・・)
なお、私は「シーバス」という呼び方は害魚チックで嫌いなのですが(笑)、セイゴもマダカもスズキもまとめて書くには便利な表現なので、ここではあえて使用しています。